ラクガキカフェ はてな版

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春に芽吹く山菜 おすすめ

ふきのとう

春の使者と呼ばれる歴史ある食材

冬が終わり雪解けが始まる頃、
一斉に芽を出すことから春の使者と呼ばれているふきのとう。
日本原産といわれるふきのとうの歴史は古く、縄文時代から食べられていて平安時代にはすでに栽培が始まっていたと伝えられています。

苦味と香り成分に秘密あり

ふきのとう独特の苦味や香り成分は新陳代謝を活発にする働きがあると言われています。苦味成分はフキノール酸、アルカロイド、などのポリフェノール類で、フキノール酸は咳止めや花粉症予防に効果があると言われ、香り成分のフキノリドと呼ばれる成分は消化液の分泌が促されて消化を促進しいを丈夫にして腸の働きを整えると言われています。

早春に収穫される山菜の代表格

ふきのとうはキク科の植物、蕗のつぼみです。
花が咲くと食用にはできないので、ふきのとうの収穫時期はほんのわずかしかありません。
明確な旬を感じさせる数少ない食材です。